こんにちは。今回も更新期限を数日超過した修士1年の冨井です。
今度は何書こうかな~と少し悩みましたが、せっかくこれから生きている間にもう一度あるかわからない東京オリンピックの開催中(執筆はちょうど最終日)ですから、順当にその件でも話しましょう。
実は、運営上のごたごたやコロナ禍を抜きにしてもオリンピックというものに僕はあまり興味がない方でした。
根本的にスポーツの観戦を趣味としていないからです。
一方で、当初から僕は五輪の成功を切に願う立場でもありました。
お祭り事自体は大好きですし、何より、荒川対校駅伝の運営を通して大会を開催するしんどさ、あちらを立てればこちらが立たぬで常に各所から文句を言われ続ける理不尽な思い、その他諸々を身を以って知っているからです。
ですから、色々ありつつも1年遅れで無事に開催され、特別大きな問題もなくこうして終わろうとしていることに安堵しています。委員会の皆様は本当にお疲れ様でした……。(まだまだ仕事はあると思いますが)
さて、あまり興味がないとは言いつつもさすがに特別注目されている種目や盛り上がった場面はある程度見たので、いくつかハイライト的に触れます。
まず、開会式ですね。せっかくだし少し覗いてみるか~くらいの気持ちで見始めたら引き込まれて結局終始(4時間近く)張り付いていました。
何より衝撃的だったのはやはりドローンの演出でしょう。
機械系は専門でないとは言え制御に関する知識は多少あるので、現在の地球上の技術でこんなこと可能だったのか?と狐につままれたような気持ちになりました。
Intelが提供しているサービスらしいですが、結局どうやって実現しているのかはよく分かりませんでした。(技術情報の資料が見つからなかった……)
式全体としては地味だった、期待外れという声も結構見ましたが、みんな目が肥えているんだなあという感想です。
競技に関してはまず、卓球の混合ダブルス(水谷・伊藤ペア)の史上初の金メダルが印象的でしたね。
第7ゲームで8-0に追い込んだときのTwitterの盛り上がりは凄まじかったです。
僕は卓球は小学校のクラブ活動で1年間やった程度の素人なので、スコアの動きを見るくらいしか観戦のしようがなかったんですけど……。
あ、関係ないけどVRの卓球ゲームってあれ凄いですよ。回転とかも掛かるし、ほぼ実際に打ってる感覚になります。HMD持ってる方がいたら対戦しましょう。
それと長距離選手として当然忘れてはいけないのは男女マラソンの両方入賞でしょうか。つい先ほど大迫選手が6位でゴールしました。
大迫選手のレースも強さを見せつけられましたが、一山選手の粘りも勇気付けられるものがあったと思います。
僕は(と言うか、弱い選手は)一度集団から離れたら気持ちが切れてずるずる後ろに下がってしまうことが多いですし、それは距離の長い種目ほど顕著ですが、先頭集団から零れ落ちたあそこから懸命に入賞ラインで踏みとどまれるのは、やはりトップアスリートだなあと思いました。
選手の皆様は本当に行われるのかどうかも直前まで怪しかった4年に1度の五輪に無事に参加できたこと、そして良い成績を収められた方は血の滲むようなこれまでの努力が報われたこと、本当におめでとうございました。
次の記事は日良君にお願いします。
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