夏合宿報告2022

中長距離ブロックM2の冨井です。

なんやかんやあって、当ブログの更新は1ヶ月以上開いてしまっていたみたいです?

バトンがたらい回しにされた結果自分に飛んできました。遅れてもいいから書いて。


ざっくり自分の競技の近況を述べると、6月頭まで怒涛の勢いでPBを更新し続けた後、軽い故障→コロナ罹患の2連撃で大ダメージを食らい、そろそろやっとPB街道に復帰できそうかなーって感じです。

上半期に真剣に狙っていた今年中の14分台は中々厳しくなってきましたが、最低でも電通大五傑更新(15'25)は達成しておきたいですね。


さて、1ヶ月以上開いたということで、8/31~9/9まで行われた3年ぶりの夏合宿についてまだ誰も書いていません。

そこで今回の記事のメインコンテンツとして夏合宿の日記を思い出しながら書くことにします。順当なネタがあるタイミングで回ってきてラッキー


1日目

アルファベット4文字のアレを無事発揮し、10日間の宿泊の荷造りを出発当日朝6時過ぎに始める暴挙を犯した結果、8時の集合に普通に遅刻しました。情けなさすぎ。

バスで4時間くらい掛けて菅平まで向かいます。

例年は電通大の施設である菅平電波観測所のセミナーハウスに格安で10日間泊まっていましたが、今年は社会情勢もあり、前半5日間はすぐそばの一般のホテルであるゾンタックに泊まる形式でした。

めっちゃ良い雰囲気。例年に比べると出費は嵩みますが、諸々の面でその価値はあるなという満足度でした。

本当は施設とか食事とか紹介したいんですけど、記事がバカ長くなりそうなのでやめておきます。

ちなみに、僕はスマホを持っておらず(タブレットはあるがあまり取り回さない)、普段写真を全くと言っていいほど撮らないので本記事の写真はすべて部のドライブから引っ張ってきたものになります。


到着してから午後、合宿最初の練習は自然館の中の1周2.1kmでAT走です。なぜかはわからないんですけどこれは毎年恒例です。

そして僕はこのコースが苦手です。走りにくいし(そもそも柔らかい地面が嫌い)、ずっと平地だから緩急がつけられないし、2.1kmがやたら長く感じるし。距離詐称してない?と疑ってGARMINで確認してもちゃんと2.1kmだから(´・_・`)←こんな顔になってしまう。


夜はみんながUNOで盛り上がってるっぽかったですが、老人部屋たる僕の部屋は3人全員が初日から21時頃の時点でぐったりとおやすみモードになっており、みんなパスしました。


2日目

合宿中の基本の練習ルーティンは朝練(フリーjog)、午前練(ガッツリ走る)、午後練(補強→フリーjog)です。

記憶だと以前の朝練は5~6km走って終わっていた気がしますが、まだ元気なこともありこの日は8km走りました。(距離やペースは個人の自由)

午前は予定だと峰の原のクロカンコースでAT走でしたが、雨のためロード実施に変更。

硬い地面とアップダウンは好物なので心地よく走れました。


3日目

この日はソフトウェア科学会大会のリモート発表があったため、午前練はパス。合宿先で学会発表した人間は電通大史上初ではないでしょうか……。質疑できっちりボコボコにされて清々しかったです。

代わりに午後に個人でAT走をしました。この日も1日雨でした。

例年との違いとして、殿筋の筋肉痛がヤバいです。というのも、ゾンタックまで帰る道の最後に長さ300mくらい?のキツい傾斜の坂があり、1日何度もそこを通っているとゆっくりのjogでも筋肉が破壊されます。

午後の補強では逆立ちをやらされて泣きたくなりました。逆立ち、側転の類の運動は高校の頃から陸上部で自分より出来ない人を見たことがないです。逆立ちとは……?という様相で斜めに支えてもらって終えましたが、怖いししんどかったです。


4日目

長距離の夏合宿名物、早朝20km走の1回目です。朝食を摂る前の朝6時頃にスタートしてロードを20km走ります。

他の部員(特に1,2年生)とこのメニューに対する認識で少し齟齬があった気がするのですが、AT走ではなく「20km走」です。僕はレースのつもりでいつも臨んでいます。そしてこの日以外の練習はこの日を意識しながら調整するという感じです。

ペースの打ち合わせに失敗したこともあり15kmまではウズウズしながらキロ4強で集団走し、ラスト5kmは17分台で飛ばしました。


20km走をした日は午前も午後も練習はフリーです。ぐでーっと羽を伸ばします。

卓球台が使えたので、午後は卓球で遊びました。ラケットを握ったのは何年振りでしょうか。最初の2試合くらいは全くまともに球を返せなかったです。割とみんな似たような感じで安心しましたが。


5日目

土の地面は相変わらず雨でぬかるんでいるため、この日もロードでAT走。

先頭が少し落とす代わりに普段よりでかい集団で走りました。やっぱり大人数だと盛り上がって楽しいですね。

この日でゾンタックとはお別れして、セミナーハウスへ移動しました。


6日目

晴れたので峰の原に行きました。大雨の中みんながぐちゃぐちゃになって走ったという3日目は学会で宿に籠もっていたので、僕にとってはここでやっと3年振りの峰の原です。

柔らかい地面は嫌いですが、峰の原は傾斜が激しいので割と好きです。長い下り坂で毎周完全回復して、インターバル走のような気持ちで上りを走れます。


昼から短距離が合流してきます。向こうはこっちが何日過ごしているかあまり把握していなさそうでしたが、もう6日目ですよ……。


7日目

20km走2回目。今度は集団につくのは10kmまでにしました。後半10kmは36分ちょっと。案外走れるもんだな~と思いました。


午後はアイスを食べに行きました。揚げパンアイスとかいう劇物は、油と糖の暴力で完全に罪の味がしました。調布に店があったらまた食べるであろう傑作。

8日目

夏合宿の一大イベント、ダボスの300m坂ダッシュ10本です。

雨天のため実施をどうするか直前まで定まりませんでしたが、決行。結局ダボスについてからはほとんど降らなくてよかったです。霧(雲?)で全然前が見渡せませんでしたが。

10本の総合成績により順位が付けられ、夜のミーティングで表彰されます。今年の僕は……現役生内2位、OB含めて4位でした!順位的には過去一番良い成績です。でも2年生の山下君に完敗したのは悔しいです。

また、10本のタイムのぶれが最も小さかった人には"小波賞"が贈られますが、これも貰いました。別に出し惜しみしてた訳ではないものの、正直意識はしてました。

賞品にTシャツを頂きました。ちょっとサイズが小さめかな?と思ったものの、これくらいのが一着あっても使い分けできていいなと思いました。練習着として活躍中です。


9日目

今年2回目の峰の原ですが、前日がダボス、翌日がトラック練ということもありメニューはAT走ではなくjogになりました。

坂をゆっくり走るのは逆にしんどいので、なるべく平坦な場所を選んで走りました。


最終夜の晩ご飯はBBQでした。なぜか僕のテーブルだけ全然写真が撮られていませんでした。最上級生3人の威圧感でしょうか。

その後は花火を楽しみました。口に線香花火を咥える異常者をはじめ、全体的にノリが狂っていてこわかったです。男子校だった中学時代を思い出しました。嫌いではないです。

10日目

サニアパークのトラックで2000m+2000m+1000mのレペをやりました。とりあえず2000の1本目は6'10くらいで……とか思っていたのですが、実際やってみると記録を書きたくない程度には悲惨な結果でした。


10日間の合計走行距離は363.5kmでした。間違いなく今までの人生最高の水準です。また一枚殻を破れたかなという感じがします。

正直自信の萎えていたタイミングで一発吹き戻すことができてよかったです。主将の光敏や合宿係の田中をはじめとして皆さん準備・運営本当にありがとうございました。


次は石村君に書いてもらいたいと思います。

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