教育実習

私は5月末から3週間高校で教育実習をしました。その時のことを話そうと思います。
私は中学、高校の理科の教員免許を取るために今まで教職科目を履習してきました。そして、今回は母校の高校で実習を行ってきました。

 
最初の1週間は中間テストだったらしいので、私達実習生は部屋にこもって、ずっと授業の指導案を書き、授業を組み立てていました。

2週間目でようやく授業が2コマありました。3週間目で6コマ授業でした。コマ数が少ないと思われるんですけど、母校の授業時間は一コマ65分なので、一つ一つの授業が長く感じられます。
 自分が担当した範囲は"力のつりあい、分解、合成"と"作用反作用"でした。最初は前者の範囲を行ったんですけど、物理を初めて学ぶ人に分かりやすく教えるのって難しいんですね〜。私は、説明一つ一つ何て言えばいいのかが最初は分かりませんでした。大学では物理の問題の解き方が前提として分かっていて、周りも物理ができる人が多いです。
だから尚更気づかなかったんですけど、物理初学者にはその前提もしっかり掘り下げて説明しなくてはいけなかったことに途中で気付きました。
 三角比の使い方が分からない、斜面の台車に働く重力の分解も出来ないということを生徒から聞いて、自分の感覚とは異なることに気づき驚きました。たぶん自分が高校生だったときも同じように感じていたはずだとは思います。

1番最初に私が行った授業の後に、生徒からは"意味分からなかった"と言われたときは悲しかったんですけど、でも高校生は可愛いです。
 例えば授業を行っているときです。先生の立場になって気づいたんですけど、授業中は生徒の顔がよく見えるんですよ。1番前で一生懸命授業を聞いていた人もいつの間にか気持ちよさそうに寝ていました。バスケ部の後輩もよく寝ていました笑。
先生には寝させない授業をすることが大事と言われたんですけど、部活で疲れてるんだから寝てもしょうがないよね?って私は思います。
2週間目には体育祭がありました。そのため、高校生が応援合戦の練習を廊下で一生懸命していたり、先生が練習の邪魔をしたのに対してぷりぷりなんか言っていたのはかわいいなぁと思いました。あと高校生の底力はすごいです。かなり元気だなと。体育祭の種目に参加させてもらったんですけど、生徒の勢いに圧倒されました。ひきこもり大学4年生にはちょっと厳しかったかな?、久しぶりの感じで懐かしく、また盛り上がったので楽しかったです。
 最終日には生徒からアルバムのプレゼントを貰い、集合写真を撮ったことは忘れられない思い出となりました。
3週間の実習では、先生という職業の素晴らしさというものを身をもって、体験できました。かわいい生徒達と親身に教えて下さった先生方に囲まれて、大変だった教育実習もとても実のあるものとなってよかったです。


最後にかわいい生徒たちから貰ったものがすごいんで見て下さい笑
高校生からは特に何もなく、まさかこんなにもらえると思ってなかったので、カントリーマームで済ませようとした自分に後悔しました😩
次はルーレットより今泉さんお願いします

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