それでも続けるワケ

M2の伊藤です!

コロナの影響で外出自粛要請が続く現在、皆さんはどうお過ごしでしょうか?私は、普段はしないような手のかかる料理をしたり、映画をとことん見たりと結構充実した生活を送っています!↓この間作ったチーズケーキ

さて、後輩のみんなが陸上部の長所をブログに書いてくれたので、私は陸上部で6年間活動してきて良かったと思うことについて書きます。どんな大学生活にしようか考えてる新入生、今の大学生活に疑問を抱いてる在学生が新たな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいなって思ってます!


まあまあ長くなってしまったので、超暇人以外は最後の3パラグラフだけ読んでください!


私が6年間の陸上部生活を通して得た一番の財産、それは「出会い」です。それを感じたのは、自分自身が部活のことで悩み苦しんでいる時でした。


陸上をやっていると、誰しも本気で悩みます。悩みの種類は人それぞれで、故障に悩んだりスランプに悩んだりします。私の場合、「競技の継続」で悩んだ時期がありました。


当時は怪我が多くて記録が伸びず、試合も練習もただただ辛くて面倒なだけでした。そんな中、陸上部以外の友達は旅行に行ったり夜通し遊んだりなど、「いわゆる普通の大学生」の楽しい生活を送っていて、私にはそんな彼らが眩しく見えました。眩しく見えると同時に、プロになるわけでもないのに必死こいて部活にしがみついている自分がダサいと思いました。


そんな自分を支えてくれたのは仲間でした。多摩グラやトレセンに行けばイキイキと練習している仲間がいて、弱音を吐き続けても応援してくれた仲間がいて、熱心に指導してくれる仲間(先生)がいました。そんな仲間の姿を見たり、言葉を交わすたびに、もうちょっと頑張ろうと思える自分がいて、それが積み重なって今に至っていると思います。


仲間エピソードで特に印象に残っているのが、1年前の27大駅伝の日の夜に高校の友人と会った時のことです。その日の駅伝は電通大は最下位でした。私が冗談半分で、「こんなに弱いなら陸上やらずにお前らと遊べばよかったわ」と言ったら、彼は「部活真剣にやってる伊藤の方がかっこいいよ」って言ってくれました。素敵すぎません?こんな事をさらっと言えちゃう友達って(笑)自分の取り組みを、競技も大学も全く関係ない友達に褒めてもらえたのは素直に嬉しかったです。


本気で取り組むからこそ、本気で悩む。その悩みを自分で解決する過程で仲間の新しい良さにも出会うし、悩みを仲間に相談する事でその仲間の良さにも出会う。本気で取り組む事がもたらしてくれる「出会い」って本当に素晴らしいと思います。


今年は私にとって競技人生最後の年です。なのに、コロナで全試合がキャンセルになる可能性が出てきています。つまり、頑張って練習してもその成果を発揮する機会すらないかもしれません。それでも今、私が競技を続けるワケは6年間の様々な出会いが全て愛おしいからです。出会いによって続けてきたものを、たかがコロナごときで終わらせるなんて持ったなさすぎますよね。今年の4月中は部活をどうしようか本気で悩みましたが、最終的に私に続ける決断をさせたのは、1年前にもらった彼からの言葉でした。


こう考えると、「出会いって本当エモいな〜〜」としみじみ思います。こんなに良い出会いを沢山できたので、6年間本気で陸上に取り組み続けてきて良かったと心から思います。


別に陸上じゃなくても、遊びでも恋愛でもバイトでも何でもいいと思います。大学生の間に何かに本気で取り組み続ければ、それは必ず自分の財産になると思います。人はそれぞれ異なる価値観を持つため、もしかしたらその取り組みを「意味ない」と思う人もいるかもしれません。でもいいじゃないですか、誰がどう思おうとその経験は紛れもなく自分しか知らないストーリーなんだから。


大学生活って本当に一瞬で終わっていしまいます。自分もこの間電通大に入学したかと思いきや、気づけばもうM2です。だから迷ってる人には本当にすぐ動いて欲しいと思います。このブログ見てる人は陸上に多少なりとも興味があると思うので、もし動き方が分からなければとりあえず陸部入って走りましょう! 電通大陸上部には、熱い大学生活を送るための環境があります!!!


次は丸山君にお願いします!

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