新・新入生歓迎方式

こんにちは、学部2年の山田です。


電気通信大学では4月から「新・対面主体方式」という新たな授業スタイルで新学期をスタートさせました。

教室の席数に対して生徒数に余裕のある授業が対面になりました。1週間が経過しましたがみなさん慣れてきたでしょうか。


1限の時間に毎日通学してた高校生の自分はきっと幻ですね。


こうして新たな方式で実施しているのは授業だけではありません。4月に実施される新入生歓迎会も、今までとは違った方式で進められています。


端的に言えば、在校生が新入生と対面で話すことができるタイミングが増えて、かつオンラインでの新入生との対話の場も確保している状態です。


私は中学・高校ともに陸上部に所属していたものの、学校の方針と特徴から新歓活動は活発な方ではありませんでした。


また、大学1年生となった昨年度も社会情勢の影響で通常の新歓活動は出来ておらず、私はオンラインのみの参加でした。


つまり、迎え入れる側の私が対面での新歓活動を経験したことが無かったのです。


これは私より上の代の方々にも言えることで、対面で新歓をした経験者が少ない中で「新・新入生歓迎方式」での新歓活動がスタートしました。


正直、学ぶことだらけだったという印象です。


新入生に部活に興味を持ってもらうためには、なぜ自分が大学入学後も走ることを続け、部活動に所属しているのかを共感してもらえるように言語化して伝えなければなりません。


これが難しい…


陸上競技を始めて11年目になりますが、私は "小学生のときからの箱根駅伝への夢をここで完全に諦めたら絶対あとで後悔する" というのが大学で陸上を続ける一番の理由です。


ただ、このようなことをいきなり語っても聴き手は「???」になってしまいます。


自分のことを語り続けるのも、事実だけを述べ続けるのも聴き手にとっては退屈です。


では、どうしたら…


この期間で辿り着いた答えは

「自分と立場が違う新入生との一番大きい共通点を見つける」

ことでした。



私は最初、新入生の立場になろうと努力しようとしていました。でも、「未経験だけど運動は続けたい」とおっしゃってくれる新入生に対して仮にも11年目の私が「未経験でも大丈夫!!」と言うほど怪しいことはありません。


もちろん陸上部は未経験大歓迎ですし、陸上競技は未経験者がおトクなスポーツだと思っています。経験云々よりもそのときの調子が物を言いますし、タイムの伸び方が凄いので成長をより実感できるからです。


それに誰しも物事を始めるときは未経験から始まるものです。


私は大学入学までプログラミングのプの字も知らなかったのに、友人に勧められて初心者でもできるプログラミングコンテストに言語に慣れることを目的に参加してみています。


ただ、今の例えは陸上の話では無いので「未経験でも大学での"陸上競技"を楽しめるか?」という問いの答えからは少し遠い気がします。




ここで、先程の「未経験だけど運動は続けたい」のうち「運動は続けたい」に着目します。私が陸上部に所属している理由の1つにも「運動を続けたい」というのがあります。


では「運動を続ける」ためになぜ陸上部に所属しているのか?


陸上はいかなる実力でも気軽に取り組み始めることができるスポーツである反面、1人で良い意識を保ち続けるのは難しい側面があります。


そこで部活に所属して皆から刺激をもらえる環境に身を置くことで早くなりたい、陸上がおもしろいと感じることができるからだと考えています。


…なんかこっちのほうが先程よりいい話ができていると思いませんか?(最後のはほぼ主将が言っていた内容を借りましたが)



感想代わりのブログ、掴み所が無いままかなり長くなってしまいました。

要は言語化すること自体が難しいので、まずは練習に来ていただけると嬉しいです笑

いつでも見学・体験お待ちしております。



今回答えられなかった「未経験で大学陸上を楽しめるかどうか」という問いには昨年11月陸上未経験で入部してくれた学部2年アチャリヤ君に今度ブログでちょっと触れてもらいましょう。


先に、間もなくシーズンインで今季どこまで伸びていくか楽しみな、

同じく学部2年の二見君に託します。



↑今年の正月に人生初の初日の出ラン行ってきました

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